
心臓ドック
-自分の体に自信を持って仕事に励んできた貴方が突然の胸痛”心筋梗塞”におそわれたら・・・
-突然の動悸が死の恐怖をもたらしたら・・・
働き盛りの人間を突然襲う心疾患。日本の死亡原因の第2位は<心疾患>です。この中でも、心筋梗塞は突然激しい胸痛によって発症し、心機能を大きく障害するとともに生命の危険も高い重篤な疾患なのです。これは、心臓の筋肉に血液を供給する<冠動脈> が動脈硬化によって狭くなる過程によって引き起こされます。
また、日常生活の中で感じる動悸が実は重篤な不整脈である場合もあり、これが心臓の機能を障害したり脳梗塞や突然死の原因になる場合もあるのです。無症状の早期にこうした心疾患の可能性を発見し、対処していくことは、あなたの健康を守るばかりではなくご家族の平穏をも守るものといえます。
私どもの<心臓ドック>はこうした目的のために、長年にわたる循環器診療の経験を土台に、最新鋭の診断ツールを用いて構成された、高度の専門ドックなのです。さらに、発見された異常に対しては、直ちに循環器専門外来を受診していただくとともに、専門提携施設における高度治療も用意されております。
心臓ドック 基本項目
基礎データ収集 | 身体測定、血液尿検査、肺機能検査 |
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循環器専門医による診察 | |
現在の心臓の状態をチェック | 心電図、胸部レントゲン写真、心臓超音波(エコー)検査 |
現在の動脈硬化の状態をチェック | 頸動脈エコー、脈波検査、眼底検査 |
心臓の動脈硬化の進行チェック | 冠動脈CT |
オプション検査
ホルター24時間心電図
心臓CT検査について

64列マルチスライスCTにより冠動脈の状態を画像化するので、単に血管が細くなっていることを判定するのみならず、血管の周囲に突然の心筋梗塞を誘発する可能性の高い危険なコレステロールの塊があるか、血管が非常に硬くなる石灰化という所見があるかどうかも視覚化することができるようになりました。
中年以降で、高血圧や肥満、喫煙、高脂血症、糖尿病といった動脈硬化の危険因子お持ちの方や、運動や緊張時に胸痛を自覚する方、心臓病の家族歴のある方には特にお勧めする検査と言えます。